ダイヤがややこしすぎる!?東北新幹線について
こんばんは、はやぶさマンです。
皆さん
GWはどうでしたか?
私は連休前半は仕事で、後半は岩手と仙台へ帰省をして、連休最終日から仕事でした!
職場で帰省の時利用した東北新幹線の話になり、
という話を先輩が言っていたので、
今回は、ややこしい東北新幹線のダイヤについてお話します。
ちなみに私は鉄オタではないため、間違った情報などがあったらご指摘いただければと思います。
鉄道に詳しくない人にも分かりやすく解説しますね。
東北新幹線とは?
東京~新青森間を走る新幹線です(新青森~新函館北斗は北海道新幹線)。
1982年に大宮~盛岡間で開業
1985年に大宮~上野間、1991年に上野~東京間が開業
2002年に盛岡~八戸、2010年に八戸~新青森間が開業し、
やっと全線開通しました。
東京~大宮間は、北陸新幹線・上越新幹線と並行して走っていますが、
北陸・上越共に正式には大宮が始発(終点)であり線籍上は東北新幹線の区間になります。
ちなみに、福島~新庄間の奥羽本線の線路を山形新幹線、盛岡~秋田の田沢湖線・奥羽本線区間を秋田新幹線が走っていますが今回は東北新幹線がメインになりますので、詳しくはまたの機会にお話しします。
東北新幹線の列車
現在運用されている車両は大まかに2種類(専門的な細かい特徴を知りたい人はググってください)。
E2系
ピンクと青のラインが入った新幹線。
上越新幹線でも使用されていて馴染みのある人も多いかと思います。
運がいいとコンセント付き、フルカラーLED行先案内板の車両があったりしますが、
基本的にはコンセントなしの一昔前の列車という感じがします。
ただ、東海道新幹線と比べると窓がバカでかいので景色を楽しむ分には最高です。
(といっても宇都宮以北トンネルばっかですが)
E5系
先ほど紹介したE2系の後継車両と位置付けられている車両。
車体の色は「常盤グリーン」というらしい。
「はやぶさ」は全車両コレ。一部の「やまびこ」もE5になりつつあります。
グリーン車より更にグレードの高い新幹線のファーストクラス「グランクラス」
もこの車両に導入されています。
もちろん座席(窓側)にはコンセントあります。
東北新幹線の愛称とそれぞれの特徴
ここから東北新幹線のややこしい部分が出てきます。
まずは愛称から、現在運用されているものは
・はやぶさ
・はやて
・やまびこ
・なすの
の4種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
はやぶさ
最速だと東京~仙台が90分、東京~盛岡が130分です。
東海道で東京~名古屋・大阪へ行くより所要時間が短いです。
ちなみに、(例外を除いて)全席指定席です。
たまに秋田新幹線「こまち」と連結したりしてます(盛岡でバイバイします)。
東海道新幹線で言うと「のぞみ」。
のぞみはどの列車に乗っても停車駅が一緒ですが、
はやぶさでも、最速なものとそうじゃないものがあります。
①最速のやつ
停車駅 東京→大宮→仙台→盛岡→新青森
上野すら通過し、栃木福島はガン無視。
なお、栃木福島には、はやぶさは一本も停まりません。
②純最速(たぶん)
停車駅 東京→上野→大宮→仙台→盛岡→二戸→八戸→七戸十和田→新青森
上野に停まったり、八戸に停まってくれるやつ。
③岩手町民歓喜純最速
停車駅 東京→上野→大宮→仙台→盛岡→いわて沼宮内→二戸→八戸→七戸十和田→新青森
JR東日本一利用客が少ない新幹線駅、いわて沼宮内駅に停まるありがたい列車。
ちなみに、盛岡以北は、はやぶさ・はやてのみの運行になっているので停まらないと困ります。
④盛岡止まり仙台以北各駅はやぶさ
停車駅 東京→上野→大宮→仙台→古川→くりこま高原→一ノ関→水沢江刺→北上→新花巻→盛岡
仙台以北は新幹線の本数が結構減るのでこのタイプのはやぶさは岩手県南民のための新幹線といっても過言ではないですね。
ちなみに、このタイプのはやぶさのみ、仙台~盛岡間の途中駅の利用者は自由席特急券で空いてる席に着席することができます(その席に後から指定席券を持っている人が来たら譲りましょうね。滅多にないけど)
私も仙台時代に帰省するときは、このタイプのはやぶさによく乗ってましたし、今も東京から岩手の実家に帰るときには、乗り換え不要で最速列車なので大変重宝しております。
まだまだ種類がありそうですが、私が知っているのはこのくらいです。
はやて
はやぶさがデビューする前は最速列車でしたが、はやぶさが登場してから、はやぶさとやまびこの中間だったり、ほぼやまびこみたいな運用だったり何だかよくわからないポジションになりました。
ただ、今年3月のダイヤ編成で東京駅発のはやてが消滅。
今は最速列車から盛岡~新函館北斗の各駅停車、新青森~新函館北斗の各駅停車列車としてのんびり余生(?)を過ごしています。
やまびこ
開業当時は最速列車でしたが、今は東海道新幹線でいう「ひかり」「こだま」を合わせたような準急・各停列車になりました。
ただ、一部の列車でははやぶさ並の速達列車があるのでややこしさに拍車をかけております。
①やまびこ最速タイプ
停車駅 東京→上野→大宮→仙台
昔は仙台以北各駅停車の盛岡行きがありましたが、今は仙台止まりみたいですね。
各駅停車だと約2時間かかる東京~仙台を100分で結びます。
②たまに途中駅を通過するタイプ(仙台止まり)
停車駅 東京→上野→大宮→小山(たまに通過)→宇都宮→那須塩原(たまに通過)→新白河(たまに通過)→郡山→福島→白石蔵王(たまに通過)→仙台
仙台止まりのやまびこは那須塩原や白石蔵王などといった駅を通過したり停まったりします。ああややこしや~
なので那須や白石などに行かれる方は停車駅に注意が必要です。
③たまに途中駅を通過するタイプ(盛岡止まり)
停車駅 東京→上野→大宮→宇都宮→新白河(たまに通過)→郡山→福島→白石蔵王(たまに通過)→仙台→古川→くりこま高原→一ノ関→水沢江刺→北上→新花巻→盛岡
盛岡止まりの場合は栃木の一部駅を通過しながら、仙台以北の他地域の人にとっては空気のような存在の駅に停車してくれるありがたい列車。
那須塩原・小山に行きたい人は仙台駅で乗り換えましょう。
④完全各駅停車(仙台止まり)
停車駅 東京~仙台間の各駅
完全な各駅停車のやまびこは基本仙台止まりである。
先ほど紹介したように、一部はやぶさとやまびこは仙台以北各駅停車なので仙台止まりで充分な気がしますね。
なすの
東北新幹線なのに東北人に馴染みの薄いなすの号。
それもそうで、なすのは東京~那須塩原間と一部東京~郡山間の各駅停車の列車なので
郡山以北の人はまず聞くことのない列車です。
ただ、なすの号は例外なく各駅停車・那須塩原or郡山行きなので分かりやすいです。
まとめ
まじややこしい。
でも、私はこのブログを書きながら気づきました...
名鉄の方がややこしい。
気が向いたら名鉄版も書いてみます。
それでは。