ドラマ徳山大五郎、長沢菜々香の山形弁を東北人が解説してみた その4【ネタバレ注意】
こんばんは、徳山大五郎マン（part4)こと、だっし～です。
さて、このシリーズも4回目になりました。
今までの山形弁解説記事見てない方は是非その１からご覧ください！
その１（1話）
その2（3話・4話）
その3（5話・6話・7話）
今回は8話・9話です！
1．第8話の方言
その１
なーこ「やんちゃくねぇ入学なんてほんでもあるんだ」
米「裏口入学なんて、実際にあるんだ。 だって」
今回も安定の謎方言です。
「やんちゃくねぇ（？）」調べても全然答えが出てこないんですが、ずるして入学するってことかな？と推測。
今回も全然解説になってなくてスミマセンｗ
「ほんでも」は「ほんどにあんだ」ってことかな？
本当にあるんだ って意味です。
その2
「退学だべ（lineメッセージ）」
今度はシンプルすぎて解説できないパターンです。
てか、この「～だべ」関東でも意外と使われてますよね。
職場にいる東京出身の人も横浜出身の人も「だべ」たまに言っています。
元々は東北から関東の広い範囲で使われている方言らしいので
東北人は堂々と「だべ」使うべ（提案）
2．第9話の方言
その1
なーこ「おら、あんまひまだでっちゃね。ちょうどすててもおじゃつかねぇよ」
土生「言ってること分からないけどすごいやる気だ」
これ、ドラマの前後見ても、何を言いたいのかがさっぱり分からないんですよね。
本当にわからない（解説不可）
「あんまひまだでっちゃね」は「そんな暇じゃないからね」かな？
「おじゃつかねぇ」については調べても「おジャ魔女どれみ」しか出てこなかったので誰か教えてください（）
しかも、なんでこの場面で暇じゃないアピールしているのか？
真実はなーこのみぞ知る．．．
その2
「はともた～（lineメッセージ）」
おっ！これはと思ったあなた！そうです！！
第3話にも登場した「はともた～！」です！
驚いた時に出る言葉で方言としてちゃんと認知されている言葉ですが、実際に聞いたことはないです。
その3
なーこ「こいつが犯人だっけ、犯人だず。あずがっでもめっけられんねがっだんだずほいじょば、おらたちお化け屋敷ばやるんだず。だがらでっちりわらわら準備ばしんね。小道具のほいじょなんだず。」
米「この人が犯人です、このナイフお化け屋敷で使う小道具の予定だったんです。」
今までの山形弁で一番かわいいかもしれない！と思った場面です！
長文なので１つずつ解説していきます。
■こいつが犯人だっけ、犯人だず。
→こいつが犯人だよ、犯人なんです。
「～だっけ」は東北の広い範囲で言われる方言ですね。若い人もよく言います。「～だって」「～なんだよ」という意味です。
地域によって微妙に言い方が違ったりして、福島は「だっけぇ↗」とすごく語尾上げします。
岩手（北東北）だと「～だっけよ」と言ったりします。
でも、福島の「だっけぇ」はすぐに福島人と分かりますね。。。
「～だず」は典型的な山形弁ですね。語尾に「す（ず）」が付くと丁寧な言い方になります。
仙台弁でも「犯人っす」と言えば丁寧な言い方になります（体育会系ではない）。
方言なのに方言として認知してくれない方言（？）ですね。
■あずがっでもめっけられんねがっだんだずほいじょば
→預かっても見つかんなかったんです包丁を
預かっても（？）がちょっと噛み合わなくて謎ですが、
包丁をほいじょって言うなーこがめんこいです。
■おらたちお化け屋敷ばやるんだず
→私たちお化け屋敷やるんです。
その通りです。
■だがらでっちりわらわら準備ばしんね
→だから沢山（すごく？）急いで準備しないといけない
「でっちり」は「沢山」という意味なんですが、「すごく」って意味にした方がスッキリしますね。
「わらわら」は居酒屋ではなく．．．「早く」と言う意味です。
仙台弁というイメージが個人的にはありますが、山形でも言うんですかね？
あまり言うことはないですが、なーこが言うと親近感が湧きます。
■小道具のほいじょなんだず
→小道具の包丁なんです。
ここまで解説すると解説しなくても分かってきませんか．．．？ きませんか．．．
3．まとめ
10話からなーこ大活躍
10～12話（最終回）は1話ずつ紹介していきます。
乞うご期待！
それでは。
まとめになってないとか言わない
